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【全協全書】國武議員インタビュー

2024年5月に塾生議員に就任された國武悠人(くにたけゆうと)議員にインタビューを行いました。


―――学部や学年、出身地などのバックグラウンドについて教えてください。


環境情報学部4年です。情報法について研究しています。千葉県出身です。


―――高校時代の部活、現在所属しているサークルを教えてください。


高校時代は吹奏楽部に所属していました。トロンボーン吹きです。現在はインカレの麻雀サークルに所属しています。


―――1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?


以下のスケジュールで過ごしています。既に研究会以外の単位は取得済みのため、平日はフルタイムのインターンに参加しています。


平日:

8:00 起床・朝シャワー

8:10 朝食

8:30 インターン先の国連機関に出勤

10:00 勤務開始

11:30 昼食(パートナーの手作り弁当)

12:30 勤務再開

19:00 退勤

20:30 帰宅・夕食

21:00 風呂

21:30 趣味の研究活動

23:30 友人とオンライン飲み会

24:00 爆睡


休日:

9:00 起床・二度寝

10:00 起床・三度寝

11:00 本当に起床・スマホ

12:00 昼食

13:00 パートナーと外出

17:00 夕食

18:00 趣味の研究活動

21:00 風呂

22:00 友人とオンライン飲み会

24:00 爆睡


―――趣味はありますか?


「研究」ですかね。大学の研究会とは別に、趣味でも研究活動をしています。


―――研究が趣味とのことですが、現在持っている資格や、今後取ってみたい資格はありますか。


統計検定の統計調査士試験に当時最年少で合格しました。国家資格として、情報セキュリティマネジメント試験に合格しています。NISAを始める前に多少の金融リテラシーを身に着けようと、証券外務員二種(売る側)とFP3級(資産形成する側)に挑戦し、合格しました。

今後取ってみたいものについては、資格ではなく学位になりますが、博士号に興味があります。


―――座右の銘はありますか。


やらないで後悔するよりやって後悔という言葉です。


―――これまでで一番嬉しかったこと、一番嬉しくなかったことは何ですか。


一番嬉しかったことは、消費者の権利を擁護する活動を行い、令和6年度消費者支援功労者として首相官邸で内閣府特命担当大臣表彰を受けたことです。


また、嬉しくなかったことは、慶應義塾大学が男性排除の性差別食事支援策を発表したことで、福澤諭吉先生の教えが軽視され、愛する義塾の品位と尊厳が低下していると感じたことです。それが塾生議員選挙に出たきっかけにもつながります。



―――では、話題にも上がったところで、議員を志したきっかけを改めて教えてもらえますか?


2024年4月5日に慶應義塾大学が「経済的困窮や一人暮らしにより支援が必要な学生に無料で食事をお届け」と称するプレスリリースを発表しました。支援の中には「新たに一人暮らしを始める、関東以外の高等学校等出身の女子新入生で、支援が必要と判断された学生」を対象とする支援があり、合理的な根拠なしに男性が排除(性差別)されていると考えました。


福澤諭吉先生は西洋で自由と平等を学び、「男といい女といい、ひとしく天地間の一人にて軽重の別あるべき理なし」と述べられました。合理的な根拠なしに、男性を支援の対象から外す慶應義塾大学の施策は、福澤諭吉先生の教えとジェンダー平等に反するものに他なりません。


品位と尊厳を取り戻し、「気品の泉源、知徳の模範」としての慶應義塾の信頼を取り戻すべく、新制度の塾生議員候補者として立ち上がりました。


―――國武議員が現在掲げている公約と、議会に提出している議案について簡単に教えてください。


私の公約は「2300万円の無駄をゼロに」「塾生ニーズの把握へ」「学生支援を拡充へ」の3つです。特に、学生支援の在り方については強い思いを持っています。

私は大学4年生でありながら、複数の自治体の審議会で委員を務めており、行政(執行部)の政策評価の経験があります。塾生議員だからこそできる、執行部への提言を行っています。特に、議員になったきっかけでもある食事支援政策問題に係る議案を数多く提出しています。


塾生議会以外の場でも本件に関する内容について意見を述べています。詳しくは、以下のページをご覧ください。


7月期議会で示された慶應義塾大学からの回答では、地方出身女子学生の割合が低いことが食事支援の実施理由として掲げられていましたが、アファーマティブ・アクションは問題点が数多く指摘されているのが現状です。慶應義塾大学は困難に直面している学生全員のための施策に注力するべきだと考えています。


―――議員に当選してから変化したこと、しなかったことはありましたか?


残念ながら、既に変化したと思えることはありません。しかし、ジェンダー平等の実現に向け、慶應義塾大学に思いが届きつつあると感じます。任期中に、なんとしても公約を実現し、307票と全塾生の思いに全力で応えさせていただきます。


―――議員としての抱負や、普段どんなことを念頭に置いて議会での発言をしているかを教えてください。


とにかく全力でやりきる。それしかありません。


―――塾生議員に興味がある塾生へのアドバイス、塾生へのメッセージをお願いします。


「やれば、何かはできる。」と考えています。何事も行動すれば何かしら形にすることができると考えています。


―――お忙しい中、ありがとうございました。これからも議員としてのご活躍を期待しております。


 

塾生議会及び塾生議員の紹介についてはこちらからご確認いただけます。

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