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【全協全書】芝共薬祭実行委員会インタビュー

1 日前
読了時間: 6分

 2026年10月10日から11日までの二日間、慶應義塾大学芝共立キャンパスにおいて、第19回芝共薬祭が開催されます。芝共薬祭は全塾協議会所属団体の芝共薬祭実行委員長によって企画・運営がなされる学園祭です。今回はそんな芝共薬祭実行委員会の委員長である山岸亮太様に、今年度の芝共薬祭についてのインタビューを行いました。





―――今年の芝共薬祭のテーマとそれに込めた思いは何ですか?



 今年度のテーマは「Luminous」です。「輝く」という意味を持つこの言葉には、実行委員一人ひとりの個性を輝かせたいという思いを込めています。

芝共薬祭実行委員会は、他の学園祭実行委員会と比べると比較的小規模な組織です。その分、一人ひとりの負担は大きくなりますが、個人の意見やアイデアが学園祭全体に直接反映されやすいという特徴があります。大きな組織に埋もれることなく、それぞれの個性が輝き、重なり合うことで、色とりどりの学園祭をつくり上げたいと考えています。

来場者の皆さまはもちろん、運営する実行委員自身も輝ける学園祭にしたいという決意を表したテーマです。


芝共薬祭実行委員長 山岸亮太さん
芝共薬祭実行委員長 山岸亮太さん

―――今年の芝共薬祭で、昨年度から変えたこと、変えなかったことはそれぞれありますか? 


 昨年度から変えたことは、芝共薬祭全体の規模をおよそ2倍に拡大したことです。実行委員会が運営する企画を増やしたほか、参加団体やステージ出演者の数も増やしました。また、キャンパス内の装飾についても、昨年度のおよそ2倍の規模で準備を進めています。 

 一方、変えなかったのは、学園祭としての楽しさと、オープンキャンパスのような役割を併せ持つ点です。芝共薬祭では、受験生相談やキャンパスツアー、薬学部で行われる実験を体験できる実習など、受験生に向けた企画を例年実施しています。受験生にとって、薬学部での学びやキャンパスライフを実際に知ることのできる貴重な機会であるため、こうした企画は今年度も大切にしています。 



―――芝共薬祭はどのようなスケジュールで準備していくのですか? 



 芝共薬祭は例年10月の第2土曜日・日曜日に開催されます。本祭終了後の10月から11月にかけて、その年度の活動を振り返るとともに、次の代への引き継ぎを行います。 

 11月から翌年2月ごろまでは、装飾やステージ企画などの各担当者を決め、メンバーの配置や芝共薬祭全体の方向性を固めます。3月から5月にかけては、新たに実施する企画や制作する装飾について幅広くアイデアを出し、それらを実現可能性の観点から検討しながら絞り込んでいきます。 

 その後、6月から9月にかけて、新しい企画や装飾の制作、既存企画の準備を本格的に進めます。開催が近づく9月から10月には、各企画の細かな調整や最終確認を行い、本番に備えます。



―――芝共薬祭開催まで準備していくうえで、苦労したことは何かありますか?


 実行委員長として苦労したことは、1年生や2年生ら後輩のやる気を引き出しながら、膨大な量の仕事を割り振ることでした。実行委員会は会社ではないので、お金などのインセンティブは用意できません。だからこそ、私自身は一人一人がやりたい仕事と私たちがやる必要がある仕事を結びつけ、仕事を割り振りました。

 結びつけるうえで、意識したことが3つあります。一つ目が、新入生が入会してきた際や新しい仕事を部下に振る前に、ヒヤリングを1対1で行うことです。適材適所のための対話を何よりも大切にしています。二つ目が、振った仕事の意味を言語化して伝えることです。言語化して伝えることで、仕事に対して部下に納得感を持ってもらうほか、振る仕事の必要性を自身で考える機会ともなり、無駄な業務を整理するきっかけになりました。三つ目は、正解を押し付けず、部下に仕事の裁量を持たせることです。上長の考えが常に正しいとは限らないというマインドを持っているため、選択肢を与えるなどある程度自由にさせ、本人が納得感を持って進められるようにしています。また、予算や権限の範囲内であれば、部下の提案を全て全力で叶えてあげるようにこころがけています。



―――慶應義塾大学で開催される他学祭と比べて、芝共薬祭が力を入れていることは何ですか?


 ターゲット層を明確に設定し、そのターゲット層を狙った薬学部ならではの専門性を出すことですかね。三田祭といった他学祭は、地域の方々や他大学の学生までを広く対象としている総合的な祭りになっていると考えているのですが、芝共薬祭は薬学を深く掘り下げる体験型イベントとしての側面を強く持っていて、薬学部や慶應義塾大学の受験を考えている人を主なターゲットにしています。このようにターゲットを絞ることによって、薬学部ならではの学びや研究の面白さを、学生の視点から詳細に伝えています。

 また、装飾には特にこだわりを持っています。昨年は特大のステンドグラスを作成しましたが、今年は階段につるされた原子オブジェやフォトスポットといった意匠の凝った装飾が見どころです。



―――今年度の芝共薬祭における最大の魅力は何ですか?


 やはり、薬学への圧倒的な専門性を実際に自分で体験してもらえることですかね。芝共薬祭では、薬学部や慶應、医療について知ってもらえるような展示物を見るだけではなく、軟膏クリームの作成といったことを実際に体験することもできます。体験を通じて、来場者ご自身が薬学部では何をしているのかを理解できるような内容になっています。



―――後輩たちに伝えたいことは何かありますか?


 私自身の経験から大学から与えられた課題をこなすだけでなく、今の日常から一歩だけでも外に踏み出して未知の領域に触れてみたりすることでその小さな挑戦の積み重ねがいつか自分の武器になると信じています。それを後輩のみんなには意識してほしいです。



―――開催にあたっての抱負をおきかせいただけますでしょうか?


 今年度は特に新しいことをたくさん始めたので、今年度を皮切りに芝共薬祭がどんどん良くなることを願っています。



―――塾生・来訪者の方に向けてメッセージをお願いします。


 今年度はルミナスというテーマをもとに、学生一人一人の光輝く愛を詰め込んだ学園祭となっています。薬学部ならではの体験展示企画に加えて、入学後のキャンパスライフをイメージしていただけるような受験生向けの企画も多数用意しています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


芝共薬祭実行委員会をはじめ、全塾協議会所属団体は、皆様から頂いた自治会費をもって活動しています。

自治会費の使い道等は下記のページをご覧ください。

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